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推薦のことば

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  • 2012年4月
赤堀侃司先生の写真

東京工業大学名誉教授
(社)日本教育情報化振興会
(JAPET&CEC)名誉会長
(社)ICT CONNECT21会長
赤堀侃司 先生

「問題解決」は世界的な流れ。NEW-P検に期待したい!

高度情報社会、知識情報基盤社会といわれ、クラウド・Twitter・SNSなど、これまでとは違った、数値では測れない新たな波が次々と押し寄せてきています。就職活動も情報収集はインターネット、携帯電話無しでは考えられないでしょう。入社にあたっても、人事担当者との連絡はメールです。Office系のソフトウェアは使えるのが当然となってきています。入社後にしっかりした研修はありますが、鍛えられるのはやはり実業務です。仕事には結果が求められます。お客様に対しては、自分の都合や能力不足など理由になりません。問題が生じてからあわてて情報収集し、分析し、対応策を講じても、うまく行くとは限りません。失敗から学ぶことも必要ですが、日頃からICTを活用して、失敗を未然に防いだり、発生しても即時に対応できるようにしておく必要があります。
入社後も、様々な資格取得、研修受講を求められますが、ICTを活用した問題解決力をアセスメントできるNEW-P検は、今、企業人に求められる能力を測る尺度として最適なものと考えます。 社会人となる前に、NEW-P検に挑戦されることをお勧めします。

岡本敏雄先生の写真

京都情報大学院大学 教授
岡本敏雄 先生

NEW-P検が、情報教育の外部基準・物差しになると良い!

NEW-P検のコンセプトを聞いて、情報教育の達成度を測るものにP検がなれば良いと感じた。
高校は「情報」が独立教科であるのに対し、中学ではまだそのような教科はない。また大学センター試験にも導入されていない。英国等で叫ばれているInformatics for All(万民のための情報学)の教育体制がまだまだ十分でない。これらの課題の解決には、まだ時間がかかると思う。
それゆえ、現時点では情報教育がしっかりなされているかの外部基準・物差しが見当たらないので、それぞれ個別の教育・授業が旨くやられているか否かを測る物差しに、今度のNEW-P検がなるのではないかと期待したい。
一方、大学では今ほとんどの学校が教養としてICTの授業をやっているので、学生は誰しも自分の実力を知りたがっているはずである。そういった意味でも、大学生にも受け入れられるだろう。
IT立国としての我が国をアピールするならば、全ての国民がその利活用能力を身につける政策が必要であり、その能力形成を測る物差しとしてNEW-P検の意義は大きいと感じる。すなわち、社会に対するユニークな物差しがないので、“NEW-P検はICTリテラシーを持っているかを測る試験である”、ということをアピールできると思う。

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聖心女子大学 名誉教授
永野和男 先生

このようなテストの開発が待ち望まれていた!

新しい学習指導要領では、1)基礎的・基本的な知識・技能に加え、2)これらを活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力、3)主体的に学習に取り組む態度の育成の3つの要素を教科の中で育成し、評価するように求めています。このうち、2)は、情報教育のいう「情報活用の実践力」の一部であり、これをどのように育成するか、どのように評価フィードバックするかが、これからの授業での重要な課題になります。
P検では、これまで私たちと共同で、これらを先取りした「情報活用能力育成モデルカリキュラム」を公開していますが、これに基づいたCBT型のテストの開発が待ち望まれていました。今回、これをはじめることになり、素晴らしいことと思います。
いま現場では、ようやく情報活用や課題解決的な学習が取り組まれ始められました。しかし、この能力も、ただ一回の経験だけでは身につくはずもなく、あらゆる機会に幾度もトライし、またその都度、的確に助言(指導)することが必要になります。テストが、単なる評価のためだけでなく、幾度もトライするための学習の機会として活用されるようになると、子どもたちに本当に身につく力になると思います。期待するとともに応援したいと思います。

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